大谷山から琵琶湖を望む と同じく海津などを望む
新築する家の設計はようやくできた。しかし、当初予定していた施行業者の見積が高すぎて折り合いがつかず、別の業者をあたっている。物価や賃金上昇の折りではあるが、なんとか希望価格にならないものかと、少しビビりながら待っている (^^;;
普通の人が拘らないようなところに拘っていたのを諦めたのがいくつか。
まず、ラドン低減。高気密な住宅で排気口が天井にあるとラドンガスが濃縮されて危ないというやつ。詳しくは、千葉放射線科学のページへ。
なぜ諦めたかというと、(少なくとも国内では)ラドンガス濃縮に着目した測定実績が現時点ではほとんどないこと、測定器を買って測定したらそうでもなかったこと、今回予定している排気口は床にあるので少なくとも外気と同じ濃度は確保できる見通しであること、の3つ。
紹介したリンクはモデル(またはシミュレーション?)であって測定ではない。原理はわかるが、別ページの測定例は実験室に毛が生えた程度に思われる。実際の家での豊富な測定実績はまだなさそう。これでは、具体的なアドバイスが欲しくてメールで問い合わせても答えられないのは道理である。
以前アマゾンで購入した測定器はあっさり壊れたので、今度は保証してくれそうなわりかししっかりしてそうなサイトから購入した。季節などによっても異なるらしいが、筆者の枕元で測ったらなんと140Bq/m3。伝統的な日本家屋なのに、異常に高い。一方、2年前に建てたわりかし高気密と思われる友人宅のベッド下で16Bq/m3と平均的。もっと沢山のn数が欲しいところだが、最初からあまりに違うので、個人での検証は諦めた。
検証は諦めたが、その気になれば低減を試せるように、外部吸気口付近にコンセントは設けるつもりだ。
後は大したことではないが、高基礎にしたいと思っていた。床下の掃除や点検を容易にするためだ。しかし、普通、工事業者はそんな型板を持っていない。従って高くつく。また、家に昇り降りする階段が高くなるので、老齢になるほどしんどかろう。妻は前から反対していた。
風呂場の天井か壁からファンで空気を入れて風呂場を乾かしたいと思っていた。しかし、風呂場に穴を開けることに妻も設計士さんも懐疑的だったし、湿気が壁内に入りやすいかもな、と考えて止めにした。風呂の入口でサーキュレータでも回そう。
ここ2〜3年、妻のお勤めが楽になった。あまりお給料は高くないが、午後3時には終わる。買い物もしやすい。なので、筆者が普段の買い物することがほとんどなくなった。
妻に言いつけられて、この前、油揚げを買った。買おうとしたが、適切なものが見当たらない。ほとんどが、アメリカやカナダ産の大豆使用だった。そして、以前ならあった「遺伝子組み換え大豆は使っていません」の表示はない。知っての通り、アメリカやカナダで栽培される大豆のほとんどは遺伝子組み換え(以下、GMO)だ。この油揚げはそうでないかも知れないが、確かめる手段はない。結局、地元産大豆を使っていてGMOでない表示もある油揚げを買った。買うには買ったが、以前より選択肢がとても少なくなってしまった。俺は浦島太郎か?(笑)。
まだ調べていないが見当はついている。いつだったか、GMOが僅かでも含まれていたら、GMOでない表示ができなくなると読んだ覚えがある。業者の大半は、大豆がGMOもGMOでないものも同じ設備で作っているので、油揚げからGMOを完璧に無くすのは不可能らしい。体のいいGMOでない表示つぶしらしい。
正確に表示して後は消費者が選択すればいいだけなのに、なぜ隠すのか。やはり、日本はアメリカの属国なのかな。あ〜ぁ、また溜息だ。
毎年この頃になると、ツケナ類の種ををいつ蒔くか、という問題に悩まされる。農薬はもちろんだが防虫ネットも使わないから、蒔く時期はとても重要だ。早すぎると虫害のリスクは高く、遅すぎると大きく育たない。
毎年、気象庁の近くの観測点の平均気温が過去7日平均で18℃を下回る頃を目安としてきたので、一応グラフにしてみた。結果、わかっていたことだがかなり高い。8月が昨年同様に高かったが、9月は昨年より高い。例年10月1日を蒔き時としてきたが、今年も無理。
問題はこの後。急速に下がることが予想される。今週末は(台風が心配だが)北八つに出かけることになっていて種蒔きは不可能。2週間待っていては手遅れになる恐れが高い。いつでもすぐ蒔けるように、畝の草を綺麗に刈って整えておいた。
今年の夏はいつもとだいぶ畑の様子が違った。それは暑すぎたせいなのかそうでないのかわからないが、一応書き留めておこう。
きゅうり、オクラ、に虫害が多かった。ピーマン、シシトウにカメムシがたかることが多かった。その他の野菜は平年と同程度の虫害。
オクラ、ミニトマト、カボチャ、が大収穫となった。オクラは毎日捨てるほど採れる。全部丸オクラにしたからかもしれない。来年は半分にしてみようか、悩む(笑)。カボチャも処分に悩む(笑)。
苗を購入したナスは(特定していないが)病気になり少し収穫しただけで早々と退散いただいた。整理していると、あまりに簡単に根が抜けるのに驚く。根がとても小さい。一方、種採りを続けている長なすは病気の兆候も見当たらず、元気に育っている。これからが収穫の本番だ。少し小さめなのは日照りなのに水もあげないからなのかな。ちなみに、例年整理する時は、根がびくともしないので、のこぎりで地際から切っている。
この前、ご近所さんからシシトウをいただいた。「うちにもあるから」と言ったが押し付けられたらしい。あまりに緑が濃いし、妻の職場の同僚に差し上げた。うちのはもっと緑が薄い。
今年の夏も暑い。暑すぎる。かぼちゃが枯れだしたので収穫したが、やや早いようだ。栽培開始をもう少し早くしたほうがよいだろうか。
雑草を整理したら取り残しが結構見つかったから、収穫量はこれよりもっと多い。例年にないくらいあった。成熟待ちを数個残してあるし。
今まで、ナスは家の前の畑で栽培していた。日当たりはそれほど良くない。それでも採れていたから、こんなものかと思っていた。
今年の出来の良くない最後の苗を、試しにともう一つの畑、集落の畑が集まっているほうの畑に植えた。ここは陽当たりがいい。東西両側の山はだいぶ離れていて、南は遮るものがない。
久しく行ってなかったが、かぼちゃの草刈りをした後に見たら、全体に小ぶりだが枝がもこもこになっていた。家の前の畑とはまったく異なる生育ぶりだ。ナスには陽当たりが大事と思い知った。整枝したほうが良さそうだ。
丸オクラ。暑いせいか順調に採れている。肥料は何もやっていない。伸びてきた草を刈って敷いているだけ。くどくなるが、1ヶ所に5本が筆者のスタイルだ。
接ぎ木苗ミニトマト。ソバージュ栽培。苗の定植時に油粕を撒いただけ。例年なら、下部に風を通すためと枝が地面に接するのを防ぐために初期の脇芽は取るのだが、今年はそのまま放置。根の張りのためにはやたらと脇芽を取らないほうが良いのだとか。脇芽から延びた枝が小さいうちは地面に付かないように小さい支柱で支えたりして、手間ではある。苗を注文するのが遅れて品種お任せにしたら、黄色ばかり来てしまった(笑)。
蔓ありいんげんを蒔いた。いちずいんげん。種は市販品を購入。1週間前に畝の草を草刈り機で刈っておいた。三角ホーで溝を切って種を埋める。20cmぐらいの間隔で3粒づつ。水はやらない。肥料もやらない。幼苗時のカラス避けにネットをベタがけ。
春に蒔いても、収穫時には暑くなっていて収穫期間が短いので、春は蒔かないことが多い。
異常に暑い日が続いています。家の前の畑の大玉トマトにカメムシがいたり、一部のピーマンにカメムシがびっしりだったり、今年は虫害が多めです。家の前のカボチャの収穫にはまだ早いですが、陽当たりがいい畑団地のほうはそろそろです。
家に帰って晩御飯を食べるとしばらくバタンキュー、気が付くともう寝る時間、という感じでHP更新が滞っています (^^;;
最近買った。まだ半分くらいしか読んでいない。分厚いし、内容が濃いので、なかなか読み進めない。初めて聞くような重要事項が多すぎて、とても覚えられない。章の終わりに出典も示してある。たぶん、何回か読み返すことになると思う。素晴らしい本だ。
筆者がやっているのは、草生の有機栽培と自然農法の中間ぐらいなのだと、改めて自覚した。
帯に「地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐ。この二つの難題を同時に解決しなくてはならない(中略)こうした前提には世界的にコンセンサスが得られている。」とあるが、日本ではコンセンサスが得られているとはとても思えない。現在の慣行農法が地球の危機を招こうとしているなんて、思ってもみない人が大半だろう。最近ヤフオクのCD-R(W)ドライブ出品が目につくようになった。知らず知らずそんなページを見ていたのかな。開始価格が高いのに、動作確認は通電のみで返品なしがやたら目につく。出品者の良識を疑ってしまう。動作確認環境もないんだろうな。筆者はいまだに持っているが・・。メディアも持っているが・・(笑)。
中玉トマト、期待していた4本も枯れてきた。これだけ雨が降れば仕方ないか。別の畑で、50cmの畝高に植えたピーマンも枯れてきた。1年半後に訪れるはずの、悠々自適の生活?になったら、接ぎ木の自作を考えたほうがいいかな。
この前の夜、前の畑でうなり声が聞こえた。夜は何があるかわからないので近づかなかったが、翌朝確認すると、全長40cmぐらいの小動物が網に引っ掛かってもがいていた。猿落くんの網は3cm角ぐらいの粗い漁網だが、ゆったり張った網が余った部分を転がしておいたところに引っかかってしまい、暴れれば暴れるほど抜け出せない。時々牙をむくが、首周辺の網を鋏で切ってやった。しかし、また暴れるので別のところが絡まってしまい、埒が明かない。野生動物であるから危険でもあるし、筆者が助け出すのは諦めて役所に連絡した。
ようやく午後2時にやってきたのは業者ではなく、市の職員。アナグマだと言う。麻酔を打ってくれるのかと思ったら、(詳しく訊いておけばよかったと後に後悔したが)できないと言われ、先の尖った電極棒を2つ刺して5分ほどでお亡くなりになった。筆者が網を切って出したアナグマを袋に詰めて持っていった。
妻の発案で、網が絡みやすそうなところに木の板を当てた。
自然農法で、畑に棲む虫が増えて虫害が少なくなった。雑草を生やしては枯れて腐食が蓄積されて養分が少なくていい野菜は無肥料でできるようになった。しかし、・・。
病気はなかなか無くならない。湿気が多い畑だから、というのもある。ナスはほぼOKになったけれども、同じナス科でも乾いた土地好みのトマト・ピーマン・ししとうは病気が多い。種採りも難儀する。自然農法は病気も少なくなるというが、まだその域には達していない。
仕方がないので、トマトは接ぎ木苗を購入している。しかし、今年の苗は高くなった。300円を超えては本数を少なくせざるを得ない。それで、中玉を自根苗で育ててみた結果がこれである。この畝の5本は2本仕立てにするつもりで育てていたが、まだ青い実を沢山つけたまま、2本がサヨナラした。残り3本もいづれなるだろう。残念だが、ここは覚悟していた。何の対策も打ってなかったからである。
もう一つ、4本植えた畝がある。こちらは、畝をだいぶ高くして4月初めには枯れ草をたっぷり積んでおいた。仕立てもなにもしない放任である。今のところは大丈夫だ。
種を採って育てている久留米長ナスが左、苗を購入した千両二号が右。
久留米長ナスは今年の育苗が順調でなかったのでいつもより遅れ気味ではあるのだが、千両二号がこんなに早く実をつけるとは思わなかった。育ちの速さがかなり違う。
久留米長ナスの育ちが遅いのは、育苗開始が遅いこと(これがメインか 笑)、肥料が少ないこと、耕さないこと、晩成種であること、かな、といままで思っていたが、固定種という要因もあるかも知れない。逆に、千両二号がそれなりに育っていることから、2番目と3番目の理由はさほど影響しないような気がしてきた(笑)。
黒マルチをめくるとかなり露出していたから言葉が適切でないかも知れないが、じゃがいもを掘った。雨が降る前だったから、かなり乾燥していて芋に土はほとんどつかなかった。
黒マルチと接触していたらしい部分は焼けるのか腐った部分が多く、蟻に食べられている芋も目立った。超浅植えはやめて、普通の深さに植えたほうがいいのかも知れない。いつもと違い、マルチの穴に土の蓋をしなかったが、青い芋は心配したほどなかった。
肥料をあまりやらないせいなのか、収穫は種芋の5倍といったところだ。芽欠きするタイミングを逸してしまい、小さい芋が多くなった。やはり新じゃがは美味しい。
2年目、3年目はウリハムシを見つけたらお亡くなりになっていただいたが、それ以降は目立った悪さをしなくなったので放置している。これ、食べているのかなぁ、じゃなければ何をしているんだろう。お休みしてるだけ?(笑)
5月中旬に蒔いたオクラ。丸オクラのほうが生育が良いので、今年は全部丸オクラにしてみた。小さいうちはカラスに狙われるので網をかけていた。10粒蒔いて、5本に選っている。
日曜日は皆で林道脇の草刈り。今年は森林組合に間伐を頼んでいてしょっちゅう車が通るせいか道に草があまりなく、いつもの半分くらいの時間で終わった。それが午前中。
午後は河原で草刈り。軽トラに積んで畑に運ぶ。ついこの前が鮎釣りの解禁日で、川まで道をつけようと漁協が刈った草がどっさりあって助かった(笑)。ナス、きゅうり、かぼちゃの畝にたっぷり被せた。
7月にときわ地這いを蒔く予定の畝にも、これでもかというくらい被せた。菌ちゃん農法の本を読んだせいか、例年よりとても分厚くしてしまった。
今年の猿落くんはこんな感じ。だいぶ慣れてきた。秋に撤去する際に草があっても無理に引っ張ってとるので、網が破れている箇所が多くなってきた。そろそろかな。
少し前に撮った画像で恐縮だが、絹さや。蒔いたのは昨年の11月20日だったと思う。年内に発芽して、雪に埋もれても消えなかった。筆者としてはまあまあの収穫である。ところが、妻から注文が入った。「他で見るようなこんもりとして鈴なりの収穫ができないの? えんどう大好きなんだけど。」ごもっともである。確かに、他の鈴なりな収穫には遠く及ばない。無肥料で育てていると、慣行栽培との比較に曝されてつらい時もある。肥料を多く使えばいいのか? それとも種採りをしたらいいのか? どうしたらいいのかわからないでいる。
スナップえんどうの冬越し生存率は絹さやより遥かに悪かった。全滅に近い。仕方がないので、別途ポットで育ててあった苗を植えたが、生育が良くなかった。今年はもう少し早く蒔いてみようか。
このところ妻と毎週山登りに出かけていた。今週は峠道歩き。紫式部も越前に来る時通ったと言う古道である。片道3.8kmだと言うが、問題は交通の便。起点と終点をつなぐバス便はない。峠の下にはJRが走っているが、滋賀県側の起点から最寄り駅まで5kmある。国道を歩いて戻ると、距離が倍になる上に車が多いのに歩道がなくて危険だ。そのまま往復することにした。
福井県側から歩く。峠道らしい緩やかな登りが続く。途中に画像のような紫式部の歌碑がある。少し行くと万葉集の歌碑もある。1時間ほどで峠に着いた。滋賀県側に下ると、すぐに深坂地蔵。折よく扉が開いて拝観できた。大きな岩に掘った素朴なお地蔵様である(こんなお地蔵様は大好きだ)。平重盛の琵琶湖-敦賀間の運河の開削を止めさせたお地蔵様でもあるらしい。この後滋賀県側のバス停まで歩いた。深阪地蔵様への参道といった趣で、峠道感は福井県側のほうが優っている。少し休憩して、折り返した。1000年以上前だから、木はすっかり代替わりしているだろうが、(この石は紫式部の頃からあったかな)などと思いながら歩いた。
暑い日のはずだったが、木立に覆われて涼しく、時折風が吹いて爽快で、幸せな峠歩きだった。大河ドラマの影響で人が多いかと思ったが、まったくそんなことはなく、歩いていたのは我らの他に3人だけだった。地蔵守りに愛知のご高齢のご夫婦が来られていた。なんでも月に2回来ると言う。1kmある参道を上がってくるのだから大したものだ。
今日放送の大河ドラマではちょうどその旅だった。我らが今日歩いた古道の場面がないかと期待していたが、平坦で広い立派な松林を歩いていただけだった。琵琶湖を過ぎ、(今は北陸新幹線の終点になっている)敦賀にあった松原客館までの間の難所と言えばこの峠なのだから、ここが描かれたと思いたいのだが・・(笑)。
世間様ではもう夏野菜の苗を買って植えているだろうな。うちは4月になってから育苗を始めたので、まだ小さい。ナスはまあまあだが、ピーマンとししとうはさんざんである。
沢山種を蒔いたのに、ししとう1本しかまともに育っていない。芽が出てこない、芽が出る前の茎は見えるが曲がったままで立たない、立っても双葉が開かない、双葉が皮被りになっている、など。蒔き方が悪いのかと思って、土や埋める深さやトレイの大きさを変えて再試行したが、変わらず。どうやら、健全な種が採取できていないようだ。
仕方がないので、少し苗を買った(笑)。
今年はやる気がなかったのもあるが、ギリギリに始めると不測の事態が起きてもリカバーできない。もう2週間ほど早く始めるべきだったかな。
今年の春はなんだかおかしいですね。一気に春になりましたが、桜と花桃と山吹が一緒に咲いてます。
余計なお世話かも知れませんが、大谷君、不動産会社や他の会社も作ったみたいで、自分でやるわけじゃないでしょうから、大丈夫かと心配になります(笑)。
これを自然農法とは言えないかな(笑)。最近は、土寄せの替わりに黒マルチをする超浅植えが多い。土寄せしなくていいし、芋はごく浅いところにできるので収穫が簡単で楽しい。せっかく出来ている畝を平畝に崩したくないという思惑もある。
一方、植え付けには前から悩んでいる。植えてから黒マルチを張ると、出てきた芽の先端が黒マルチに接して熱でやられやすい。逆に、黒マルチを張ってからマルチを破いて種芋を植えると、時間がかかる。
それで今年は、前者の方法ではあるが、種芋を植えたすぐ横に目印を置いて、黒マルチをかけた後で、植えた部分に穴を開けることにした。
わりかしうまくいった。
仕事が忙しくて畑のことを考える時間があまりない。今年の夏野菜の育苗は加温設備を使おうという気力が湧いてこないので、陽だまり育苗にしようと思っていた。ところが、今年の春はなかなか暖かくなってこない。これでは陽だまり育苗する気も起きない。かと言って、そろそろ始めないと・・。
ということで、仕方がない、気楽にやろうと、小さい加温マットを買ってみた。でも、小さすぎた。72穴のトレイが載らない。計画があまりにずさんだった(笑)。
仕方がないので、結局、昨年作ったのを組み立てた。木製の土台の周囲にポリカーボネートの壁を立ち上げて囲う。粘着テープで貼って作る。上には蓋を載せるが、日光で暑くなり過ぎるのを防ぐためと湿気を逃がすために、角棒で隙間を空ける。蓋が風で飛ばないように角棒を載せる。屋外コンセントから漏電ブレーカーを挟んでサーモスタットをつける。WiFi経由で出先からも温度確認や設定変更ができる。
マットは50cm×120cmだから72穴トレイには大きすぎるが、組み立ては案外簡単だった。なんのことはなかった(笑)。
畑に春の花が咲き始めた。
ハウスメーカーは「単価×坪数」で建物本体価格を算出する。材料費や工賃を細かく計算したりしない。建物に直接関係がないモデルハウスや本社の人件費等も含まれているが、それがどのくらいかはわからない。明細もない。一世一代の買い物?だというのに、標準建物本体価格はたった1行なのだ。社内で設定された坪単価は変更できないから、安くするためには坪数を抑えるしかない。だからハウスメーカーの設計士は坪数にとても拘る。
しかし、今回の筆者のように完全な注文住宅なら話は別だ。もちろん、小さい家のほうが安くなるには違いないが、1坪や2坪の違いはさほど気にしなくていい。要は、家にかかる経費の問題だ。坪数で計算するどんぶり勘定とは違う。最初に予算を決めている。オーバーはしないはずだ。オーバーしそうなら、色々な手が打てる。決まりきった選択肢しかないハウスメーカーとは違う。まだ設計中だが、とても楽しい。
今日は7時から神社の掃除。それが終わったら、役員だけで神社の雪囲い外し。それから、秋に外した獣害防止柵のゲートを2ヶ所設置。家に帰って、雪囲いを外す。
それから、低くなった畝の両脇から土を盛り上げて高くする。40cmぐらいの高さになる。夏野菜を植えるまでには少し崩れてくるだろう。
全面的に耕したりはしないが、時々こういうことをやっている。
ネギ苗は育苗箱で秋から開始して、翌春に植えるのが定番化してきた。畑に種を蒔くと野草が多くて育てにくい(笑)。
今年は雪が少なかったのに、無くなった苗がとても多い。なぜかわからない。仕方がないので、新たな育苗箱に種を蒔いた。
エンドウの芽。昨年11月末に種を蒔いて、小さな状態で冬を越した。種蒔きをもう少し早くしてもいいかもしれない。
お天気が良いので、妻とお出かけ。三国の海岸線を歩く。妻が花粉症で、海岸線なら大丈夫だろうと言う予測。足首を剥離骨折をして以来、妻は普通のウォーキングにも登山靴を履くので、筆者も付き合う。
海岸近くの駐車場に止めて歩き出すが、風が強い。だから、寒い。かなり厚着して歩き出した。ほどなく、雄島の入口に着く。(どうするのかな)と思っていたら、妻が雄島に続く赤く長い橋を渡りだしたので、筆者も続く。渡り終わって雄島に着く。「どうしよう」というので、「大丈夫」と言って、神社に続く雄島の急な階段を上がり始める。上がったところで、道は左右に分かれる。いちおう確認すると、時計回りが無難らしい。左の階段を上がりきったところで、妻が筆者に確認した。「大丈夫?」。実は、この島はたわいもないいわくつきの島で、妻が怖がっている。「大丈夫。なんなら途中から引き返そう。一周しなけりゃいいだろ?」と安心させる。
樹林はほどなく終わった。道は原っぱの中を続いているが、左の海岸線は奇妙な形の岩が沢山並んでいる。こちらの(道なき?)道に入ることにする。岩だらけで歩きにくいものの、なかなか壮観である。近くの東尋坊と同じく火山性の岩なんだろうけど、形がだいぶ違う。中の道をたどり、また元の道に復帰した。この頃になると、思っていたより人が多くて妻も安心したらしい。結局、一周した。
もう戻ることにして、高台でおやつを食べた。いよかんを食べて、おはぎを食べて、パンを1齧り、もうひと齧りしようとしたら、凄い羽音と共に筆者の手からパンがはじき落されて芝生の上を転がった。気をつけてはいたが、トンビにやられたのだ。もう大丈夫だろうと安心したのがいけなかったのか。並んで座っている妻のすぐ目の前を通って、筆者の掴んでいるパンをつついている。なんとも、熟練の早業だ。しかたがないので、転がったパンはそのままゴミ袋に入れた(笑)。久しぶりの心地よい疲れが残り、夜は早めに寝た。
今回、NIKON Z50は持って行かなかった。カメラをぶら下げていないほうが歩きやすい。カメラ目線にもならないから、気楽である。買ったスマホもそれなりの画質だし。と思っていたが、次第に、思い立ってからシャッターを切るまでの手順が多すぎて、煩雑。そのためにシャッターチャンスを逃す。ズームのコントロールが難しい。などの問題の浮上した(笑)。
北陸新幹線が敦賀まで延伸したが、まったく嬉しくない。遠い東京まで乗り継ぎなしになっても、近い大阪・京都へ行くのに乗り継ぎしなければならなくなった。北陸は関東より関西との結びつきが強い。大阪までのルートも決まっていないのに、なんで急いだのかな。愚策だ。
自然農法(みたいなの)をやるようになって、作る野菜の味も変化してきたと思う。けれど、客観的評価はできないから、殊更言いふらしたりはしない。放置して腐りにくい実験も本やwebで見るが、恐くてできない(笑)。
味じゃないけど、わかるのが大根。市販品と比べて大根をおろした時の液が少ない。絞らなくてもそのまま焼き魚に添えられるぐらい。かといって、硬いのでもなく、煮ればすぐ柔らかくなる。最初3年ほどはいろいろ変化したが、ここ数年はずっとこんな感じ。大根は無肥料で育ててる。当然不耕起だし。
最近、民放のTVはほとんど見ない。TVもあまり見ない。妻の妹達の旦那が、TVばかり見ていると聞くと、俺も会社を辞めたらそんなになっちゃうのかな?と思わないでもない。いや、たぶん、そうならない。見たい番組や映画がないではないが、基本的に時間の無駄遣いだと思っているから。それぐらいなら、他にいくらでもやることがあるだろう。とは思う。
さて、そんな私でも、何かと話題だったから「ふてほど」は見ている。ほぼ、Tver。途中からだったので、2話と3話はダイジェストしか見ていない。第一話はかなり面白かったのだが、最近は放送業界のことばかりで勢いが鈍化したような気もする。とはいえ、現代はコンプライアンスばかりきつくなり、大事なことではあるけれど、つまらない世の中になったもんだと思う。今じゃ、企業や業界に差しさわりのある言動も厳しくチェックされるのだろう。
(あまり期待していないが)学校の話もして欲しいと思ってはいる。現代の教師は、あれもダメ、これもダメで翼をもがれている。どこまで許容されるか子供が探りを入れてきても、先生が叱らない。結果として、子供がのさばり風紀が乱れる。子供も、自分が、自分が、である。他人を思いやれる子が影を潜め、自分には甘いくせに他人を貶める。それが親になり、その子供が学校に来る時代になった。・・・と、最近誰かさんが申しておりました。
ショールームをいくつか回って、ほぼ決定した。キッチン、バス、洗面台。建築サポートに見積を渡して価格交渉はお願い。トイレはまだだが方針は決まっているので、迷うことはない。
事前に少しは調べたけれど、評判通りのこともあるし、評判が高くてもいざ試すと(なんだかなぁ)と思うこともある。自分に合ってないのかどうか、実際に試さないとわからない。
県内大手ビルダーと打ち合わせた去年は、ビルダー指定のメーカーと設備は決まっていて、それを外すと高くなった。本来は安いはずのものに変更しても高くなる。妻はイライラしていた。注文住宅とはいえ、規格品なのだった
今年は、どのメーカーでも良い。どれを選んでも良い。本来の価格に応じて高くなったり安くなったりする。あのメーカーにないことがこのメーカーにあったりする。妻は「楽しい」と言った。
しかし、なぜこんな価格なんだろう。実際は店頭価格の半額ほどになるのだとか。この業界、おかしいのでは?
春になってきたのかな。暖かい。玉ねぎ周辺の野草をとった。雪があまり降らなかったせいか、油粕をやらずに米糠をたっぷりやったせいか、雪にやられずに例年より玉ねぎが多く残っている。
マルチをしないから除草が大変。10mの畝2つを妻と二人で2時間かかった。昨年の秋から、例年より草が多い。暖かかったのかな。玉ねぎ用のマルチをしてもよいのだけれど、米ぬかばかりをどうあげたらよいものか。
帰りがけに朝倉氏遺跡に寄ったら、マンサクが咲いていた。
自然農法とよく似ている。ほとんど同じと言ってもいい。ただ、実現する手段がちょっと違うかな。
かなり参考になる。当分、時間がとれないから難しいけど。
やさい畑の2月号にもダイジェスト版がついてる。そちらを見てもいい。でも、本の巻末の野菜ごとの育て方もとても参考になる。紙を薄くして、もう少し安くできなかったのかなぁ。
日曜にどこへ行こうか。冬は暖かいところへ行きたい。北陸はお天気悪いから、南がいい。知多半島も考えたがだいぶ遠くなってしまう。それで、美濃市にした。冠山トンネルを通って徳山ダム、それからが結構長かった。
観光駐車場に駐車。もうお昼になっていたので、近くの甚五郎寿司で昼食。造り酒屋さんがあったので入ったら、国の重要文化財の小坂家(画像)。その中で、今もお酒を造って販売している。この日はタンクから直接ビン詰めできる日らしく、賑わっていた。ここはうだつの上がる街並みとして知られているらしく、建物の境にうだつという防火壁の細い屋根がある。うだつだけでなく、古い建物が多くて町全体が江戸時代にタイムスリップしたかのよう。そういえば高い建物が見当たらない。
川まで歩いて、美濃橋を渡る。現存する最古の近代つり橋、ということらしい。河原まで車を乗り入れてキャンプする人がまあまあいる。お日様が照って暖かいとはいえ真冬だ。寝椅子では風が寒かろう。港の跡や珍しい川の灯台もあり、昔は川運で賑わっていたそうな。
駐車場まで戻った。帰ろうとしたが、一つ忘れてた。もう一つの重要文化財、旧今井家だ。(どうせよくある民家だろ)、とも思ったが、まだ時間もあるしせっかく来たのだからと、車から重い腰をあげた。こちらは入場料が要る。饒舌な館長さんにたっぷり解説していただいた。何と言ってもここのお薦めは水琴窟。素晴らしいの一言。水一滴の音が、まるで森羅万象のすべてを内包しているようだ。環境庁の「残したい”日本の音風景100選”」に選ばれているそうな。
帰りは郡上八幡を通り、九頭竜を経由して帰った。九頭竜から大野まで中部縦貫道が完成していて、時間のかかった道が嘘のようだった。トンネルばかりになったが。
5年使った中華スマホから日本メーカースマホに替えた。SIMフリー。車のbluetooth接続でしか聴かないが、spotifyの音質がだいぶ違う。一般的には高音質になったと評価するんだろうけど、いままでの音と違うので慣れるまでに時間がかかりそうだ。
音が分析傾向に振れた?ので、音楽から熱気や心意気といったものは少なくなったように思う。音にがさつさが無くなり?、全体に大人しくなった?せいで、ボリュームを大きくすることが多くなった。耳にきつくあたる。悪くなったところが目につくが、スケール感は増している。見通しもいい。いままでより良く感じる曲も多い。spotifyのノーマライズのON-OFFによる変化は、前のスマホとは傾向がまったく違って好ましい。
昨春から始めた県内大手とは契約一歩手前で縁を切った。高いからである。下げようにも、基本となる住宅の仕様が決まっているから、追加したオプションをやめるといった簡単な検討しかできない。事前に納めた30万円は諦めた。
今は、建築サポートさんと進めている。単なる紹介業者ではなく、家を建てるいろんな場面でサポートしていただく。佐賀県は遠いが、建築が始まったら監理のために何回か来ていただけることになっている。もっとも、最初は、サギではないかと慎重になっていたし、あちらも冷やかしかも知れないと思っていたようで、お互いの信頼を得るまでに少し時間がかかった。メールだけのやりとりだから(笑)。
設計士は神戸の方で、今から設計を始めるところだ。こっちの要望は粗方伝えてある。完全注文住宅だから、予算を鑑みて調整していただけるはずだ。大工さんも何軒かとお会いして、ほぼ決めた。大工さんとしては設計書ができあがってからでないと、見積も計画も考えられないから、現時点では確定していない。
もちろん経費はかかる。建築サポートは全予算の5%(税込)、設計監理は建物本体価格の10%(税抜)でお願いしている。建築サポートの費用が余分に見えるかもしれないが、素人では人件費や材料などの適正な価格がわからないし、中間業者の中抜きもなくなる。
似たようなところはあまり見つからないが、ハウスネットさんとか、住まいの結婚相談所さんとかが近いのかも知れない。よくわからないが。
基幹システムの入れ替えは、どうやら今度の年末年始じゃ無理なようだ。改めてスケジューリングしてみて気づいた。いままでシャカリキにプログラム作ったりそれを検証したりしていたので、気が付かなかった。まさに、木を見て森を見ず。わが社の基幹システムすべてを切り替えるのだから、ナメテはいけない。
昨年の盆は子供達も帰ってこなかったので、夫婦で能登半島へ出かけた。能登半島の先端、緑郷崎灯台でゆったりした後、珠洲市の海岸沿いの民宿に素泊まりした。夕食を食べようとお店を探したが、盆とあってどこも予約で満杯。仕方がないので、スーパーで寿司を買って食べた。翌日はまず木ノ浦海域公園。開放的なロケーションが素晴らしかった。隣の木ノ浦野営場は40年前に能登半島一周の自転車旅行で訪れた時より木が鬱蒼としていてとても好ましかった。妻が千体地蔵が見たいと岩倉寺まであがったが、危ない箇所があるらしく道は通行止めだった。しかし、高所から眺める輪島方面へ延びる海岸線がとてものびやかだった。見附島を見てから、レストハウスは混んでいたので駅を改装したおしゃれなレストランでちょっと変わったカレーを食べた。
それらがすべて被災したかと思うと、言葉もない。亡くなられた方のご冥福と、地域の一日も早い回復を祈るのみである。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年の12月はまったく更新がなかったんですね。今頃気づきました。いろいろ忙しかったんです。今年は昨年よりもっと忙しくなるでしょうから、あんまり更新できないかも知れません。けど、これを乗り切って、来年の春になればだいぶ余裕が出てくるはずです。
地元第九演奏会の会計を務めていることは以前にも書いたと思うんですが、この演奏会が12月24日にありました。オーケストラを呼ぶお金はないので4楽章のみの演奏です。それだけでは時間が短いので、第一部として1個人と2団体の演奏をお願いしまして、我らは第二部となります。今回は全国でも初めてではないかと思われるパイプオルガンと一緒の演奏で、この他にピアノとティンパニーです。
個人的には、練習時でも会計の仕事であまり練習に出れず歌い込みが少なかったせいか、本番の声はいまいちでした。けど、自分の調子とは別に全体としては良かったらしく、聞いていた妻や息子の話では大絶賛でした。大晦日に放送されたケーブルTVでも感じよかったです。
今年はいよいよ勤務先のシステムをオフコンからオープン化していく詰めの年で、切り替えは今度の年末年始を予定しています。今秋から来春にかけて半端ない忙しさが予想されますが、大きく混乱しない程度には事前に仕上げておかないといけないかとは思っています。
さらに困ったことに、来年の自治会長に決まってしまいました。拒んだのですが、仕方ありません。他の役員の絶大な助けを借りるということで、受けました。まあ、最初の3ヶ月さえ完璧代行してもらえば問題ないでしょう。問題は完璧代行できるのかどうかですが・・。
さらに、今年は家を建てます。こちらは今年の夏に完成する見込みですので、仕事の忙しさとかぶらないはずです。
第九の会計を全部任すわけにはいかないにしても、少しでも誰かに任せたいと思っています。
というように、今年から来春にかけて、人生最大の忙しさになる見込みです。それが終われば、仕事を辞めます。辞める予定です。さて、どうなるでしょうか?