デュプリケーターを使う3 S-ATA編
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最近は、光学ドライブのインターフェースもS-ATAになりました。筆者は、Blu-rayの超高速ドライブや投げ売りのように安いDVDドライブで焼く気にはならないのですが、マニア?でない一般の方にとって、現状ではそんなS-ATAドライブしか選択肢がありません。ドライブがボロくてもデュプリケーターを使えば、それなりになるのではないかと前から思っていたので、試してみました。
今回のデュプリケーターコントローラー
ヤフオクで落札した、UREACH社のデュプリケーターコントローラーです。型番は書いてないので不明です。デュプリケーターってこんなのが多いので、困ります。マニュアルはありませんでしたが、なんとかなると思います。
コントローラー・メニューによれば、CD、DVD、Blu-ray、のデュプリケーターのようです。S-ATAポートが2つしかないので、HDDは接続できないようです。
接続
わかりやすいように、裸状態での接続画像です。要は、コントローラーにドライブを繋ぐ、それぞれに電源を供給する、だけです。
P-ATAより差し込みが緩いので、配線が楽です。
ケースに組み込み
3ベイのケースに入れた状態です。案外狭いので、しょっちゅうドライブを交換する方は5ベイのほうがいいと思います。
3ベイの電源付きPCケースの中古があれば、(ちょっと大きくなりますが)電源スイッチを細工するだけで組めるでしょう。
ドライブは、上から、Lite-On iHAS324-27、Pioneer DVR-217J、です。安価なDVDドライブです。読み、書き、を相互に行いました。
コピー
読み、焼き、とも4倍速でコピー中です。
書き込み速度
CDの書き込み速度は以下のように設定できます。
1x、2x、4x、8x、10x、12x、16x、20x、24x、32x、36x、40x、44x、48x、50x、52x、56x、Max。
もちろんですが、1xや2x 書き込みに設定してもS-ATAドライブでそれが可能なドライブはありませんから、そのドライブの最低速度で書き込まれます(笑)。
DVDは、1、2、2.4、4、6、8、12、16、18、20、22、24、Max。
Blu-rayは、1、2、4、6、8、10、12、MAX。
読み込み速度
CD、DVD、Blue-ray、共、書き込みと同じです。
その他
- 複数のCDのお気に入りを集めてマイベストCDも作れます。ただし、ノーマライズなどの音量レベル合わせはできません。
- 残念ながらBurnProofをOFFにできないようです。メニューに見つけられませんでした。
- CD-RWメディアの消去など、各種ユーティリティもあるようですが、まだ未確認です。
- 日本語表示(カタカナ)対応です。かえってわかりにくいですが・・(笑)。
音の評価
- デュプリケーターらしい鮮明な音です。
- 安価なドライブですからしかたありませんが、やはり、ドライブの品位のボロは隠せないようですね(笑)。
その後
ACRADのも試してみました。筆者はやはりACARDのほうが好みですね。ACARDだとバーンプルーフもオフできますし・・。