2011/11/5
登り:3時間 (しゃくなげ平まで)
下り:2時間
本当のところ、今日は来たくなかった。もう秋も遅いし、低気圧が近づいているので、午後には雨が心配である。それに少々登りがきつい。慣れないやつらを最初に連れてくる山としては不適当である。だがしかし、来てしまった。今日は労働組合連合会主催の登山、我社からは筆者も含め4人の参加である。なにせ、10月に予定していた軽めの登山を2回も雨で流している。仕方あるまい。遭難しても今回は筆者の責任ではない?が、ツェルトは当然として、防寒具などいつもより多めに持った。
朝6時45分に現地集合。簡単なレクチャーの後、7時から皆で登り始める。労働組合20名、地元山岳会10名の計30名の大所帯である。時間はたっぷりある。この時期を選んだのはブナ林の紅葉を見せたかったかららしい。お天気のせいでいまいち鮮やかに見えないが、中斜面にブナ林が見事だ。最近山登りに目覚めたうちの○○君が、「面白い、面白い」と言いながら登っていく。次第に隊列がバラケ始める。こうなると一糸乱れぬ?行動は無理で、思い思いに休憩を取る。うちの△△君が遅れ始めた。股関節が痛いという。「おまえはダイエットが必要や」などとからかうが、やはりだいぶ痛いらしい。頻繁に休んで、はかどらない。しゃくなげ平に出たところで我ら4人はここまでとした。どうせ山頂はガスがかかっていて展望は望めない。
ゆっくりお昼を摂っていると、さすがに百名山だけあってこんな天気でも結構人が通る。雑誌から出てきたような山ガールさんもいる。登山も変わったものだ(笑)。記念写真を撮って下山した。登山口に午後1時着。ちょうど雨が降り始めた。頂上まで行かなくて正解だったと、慰めあう (^^;; それでも皆が降りてくるまで、車の中で待っていた。長かった(笑)。