2006/10/15 妻と 登り 2時間 下り 2時間
中学校から小学校に異動して以来、目眩がするなど芳しくなかった妻の体調だが、少しづつ快方に向かいつつある。
今夏に予定していた白山を断念したが、もうそろ大丈夫だろうと、小手調べに?山登りをすることになった。
で、夜叉ヶ池である。
県境の尾根にある伝説の池。ググルと結構資料が集まる。受験生である息子を図書館に下ろしてから、二人で出かけた。
妻は池は初めてだが、筆者はこれで4度目だ。いままでは旬?の6月か7月に登っていた。
昨夜はスタイルシートの本が面白くて面白くて、結局2時過ぎまで起きていたから、体調は良くない。
最初の急登はなんとかこなしたが、終盤の急登の連続にはさすがに音を上げた。足が鉛のように重い。
それにひきかえ、妻は快調そのもの。筆者をいたわり余裕たっぷりで、だいぶ自信をつけたようだった。
ほぼコースタイムで到着。紅葉にはまだ早いようだ。
池のシーズンオフなので人はあまりいないが、パトロールさんがいらっしゃる。
伝説の龍神様や大蛇のためではもちろんなく、この付近の生態系は非常に貴重らしい。
流れ込む沢も流れ出る沢もない池だから、ちょっとしたことで変わってしまうのだろう。本当は人が行かないほうがいいんだろうな。
以前はなかった木道がついていた。
お昼を食べてから、尾根散策。ここの魅力は、神秘的な池と山岳的な荒々しい景観が隣り合わせになっていることだろう。
良さを再認識した。豪雪地帯特有の非対称山稜なのだろう。
パトロールさんに記念写真をとってもらってから下山。妻はやはり下りが苦手だ。膝が痛いと言う。
ストックを持ってこなかったことを後悔しながら、ゆっくり下った。
後日談だが、妻の同僚の○○先生が「池の傍の祠は、学生時代に私が運んだんですよ。」とのこと。きつかったそうだ。
そういえば彼はワンゲルだった。