白山

2006/8/14〜15 高校3年の息子と
上り 4.5時間 1泊後 下りぶらぶらと4時間

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白山に初めて登ったのは22才の時。まだ結婚前の妻と2人で登った。これが筆者の本格的登山の最初だった。登るコツがわからず、やみくもに登っては休む最悪パターンで酷く疲れた。以来、単独で、仲間で、春に、夏に、秋に、何回となく訪れている。長いコースもあるが、一般コースならだいたい歩いている。
改めて言うまでもないが、富士山、立山と並ぶ古来からの名山で、頂上には神社がある。高山植物も多く、短い夏に咲く花が美しい。妻の実家からは朝な夕なに仰ぐ山で、「日本百名山」で有名な深田久弥の生家も比較的近い(墓参りをしたことがある)。

去年の夏に家族4人で登るはずだったが、雨で中止。今年は妻の体調不良ということで、結局息子と2人で登ることになった。一度くらいは家族揃って、と思っていたが、息子は都会の大学へ行くだろうからもう無理かも知れない。

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ごく普通の登路、砂防新道から登る。十ン年ぶりの白山で体力が心配だったが、普通に登れた。息子はというと、小さい頃から少々の山登りはさせているので、そんな辛くはないようだ。暑さを心配したが曇っていて快適、甚ノ助ヒュッテまで来ると寒いくらいだった。だけど、展望がないので面白くない。楽しみは高山植物だけとなった(笑)。普通ならお盆では花は遅いのだが、今年は暑くなるのが遅かったせいか残雪も多く、花もまだだいぶ残っていた。

ようやく頂上下の室堂に到着。早々に宿泊手続き。予約制になってから初めての宿泊。その間に皇太子様が来たことがあり、センターやトイレがだいぶ改装されていた。特にテラスがいいと思った。家では慣れない8時半消灯。あまり寝付けなかったが、珍しいことに息子はスヤスヤ寝ている。

翌日、3時半、太鼓はまだ鳴っていないが、周囲のザワツキで目を覚ます。おもむろに準備して、山頂行きの列に加わる。少し登ると暗い中にまだ下界?の街の灯りが見えていた。夜が朝に変わりつつあり、半分も登った頃にヘッドライトは不要になった。慣れない寝起きの急登に、息子は喘いでいる。だいぶ明るくなってきたので間に合わないかと思い、かわいそうだったがちょっと急かした。
いつものように神主さん挨拶の後、ご来光(山頂で拝む日の出)。その後、いつものようにお池めぐり。休火山の旧火口がいくつか池になっている。昨日と違って晴れ渡って展望が良い。のんびりゆっくり回って室堂着。朝ご飯を食べてしばし休憩。

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トンビ岩経由で南竜ヶ馬場へ。雪渓を歩く。季節はずれの雪に息子ははしゃいでいる。南竜に到着。昨日と違って暑いので日陰を探す。インスタントラーメンを1食づつ作る。のんびり食べる。やっぱ南竜は良い。
食後、昨日の登路までトラバース。そして下る。暑い。登ってくる人達は辛かろう。こんな日に日陰の無い観光新道にしなくて良かった。妻や娘がいたら到底無理だろうというスピードで快調に下る。膝も問題ない。降りてバスを待つ間に冷た〜いソフローズンを食べた。以前はここにこんなのは無かった、ハズ・・。美味しすぎ。冷たくて腹が痛くなった(笑)。

夜は妻の実家で宴会だったのだが、早々に寝てしまった。


juubee's おぼえがき © by juubee アドレス画像 作成 2006/8/24