WINDOWS98SEの DOSモードでライティング
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これならわざわざ新規にDOSをインストールすることもないので、比較的簡単に取り組めます。指摘されて初めて気がつきました(笑)。WINDOWS98をお使いの方で、SCSIドライブ好きで、DOSが不慣れな方のために書いてみます。Meでも同様と思われますが、CONFIG.SYSなどで読み込ませるファイルの場所を確認して下さいね。他のDOSでもポイントは同じです。
ただし、筆者はごく普通のPCユーザーなので、設定もごく普通です。DOSもだいぶ忘れてます(^^;; 改良点があれば教えて下さいね。
(2004/5/30)追加
やっぱ、お試し向きで、DOSモードでの本格運用は止めたほうが良いかも?です。ふと見たら、AUTOEXEC.BATの行がWINDOWSから自動でremられてました(行頭にremと書くと、コメント行になることです)。おかしいなと思ったらチェックしてみてください(^^;;
簡単にするため、前提として、以下の場合とします。適時読み替えて下さい。
- OSはWINDOWS98SE日本語版
- SCSIカードはADAPTEC AHA-2940シリーズ
最初に、DOSモードに簡単に入れる様にしておきましょう。
[スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> msconfig を実行 -> [全般] -> [詳細設定] -> スタートアップメニューを使用可能にする、をチェックしておきます。これで、Ctrlキーを押すタイミングの失敗にイライラすることなく、起動時に必ずスタートアップメニューになります。
起動設定 修正前(インストールしたまんまの状態です。)
WINDOWSと違ってDOSでは、設定はファイルに記述するだけです。以下のようになってると思います。テキスト・ファイルなので、メモ帳などで修正できます。Cドライブのルートにある、CONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATです。
CONFIG.SYS
device=C:\WINDOWS\himem.sys
device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM
devicehigh=C:\WINDOWS\biling.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\jfont.sys /p=C:\WINDOWS
devicehigh=C:\WINDOWS\jdisp.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\jkeyb.sys /106 C:\WINDOWS\jkeybrd.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\kkcfunc.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\COMMAND\ansi.sys
AUTOEXEC.BAT
loadhigh C:\WINDOWS\COMMAND\nlsfunc.exe C:\WINDOWS\country.sys
起動設定 修正後
以下の様にします。ここからコピーするのが簡単かな(笑)。WINDOWS上で行えば良いです。
CONFIG.SYS
dos=high,umb
device=C:\WINDOWS\himem.sys
device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE ram
devicehigh=C:\WINDOWS\COMMAND\EBD\ASPI8DOS.SYS
devicehigh=C:\WINDOWS\COMMAND\EBD\ASPICD.SYS /D:ASPICD0
devicehigh=C:\WINDOWS\jkeyb.sys /106 C:\WINDOWS\jkeybrd.sys
lastdrive=Z
AUTOEXEC.BAT
LH c:\windows\command\mscdex.exe /d:aspicd0
コメント
- 修正する前に、元のファイルをバックアップしておきましょう。万一の場合に、簡単に戻せます。
- CONFIG.SYS 4行目と5行目のASPI8DOS.SYSとASPICD.SYSは、お使いのSCSIカードで異なります。ADAPTECの場合、WINDOWS98SEに既にあるので簡単ですが、そうでない場合別途ご用意下さい。
- 日本語フォントは組み込んでないので、英語DOSになります。未確認ですが、おそらく日本語DOSではCDRWIN16bit版は動かないかと。メモリーの余裕もないと思いますが。
- 大文字小文字はどっちでも良いです(^^;;
- BUFFER=とかFILES=とかも設定したら良いかも?
- CONFIG.SYSの5行目と、AUTOEXEC.BATのASPICD0は適当な名前で良いですが、双方で同じ名前にします。
- この設定でもCDRWIN3.9以上が動かないんです(泣)。良い設定があれば、是非ご教授下さいm(__)m
CDRWIN 16bit版 準備
- DOWNLOADしたのを解凍して、適当なフォルダーに入れます。
以下そのフォルダーを、C:\CDRWIN16 として話を進めます。 - DOSモードで起動します。
- CDRWIN 16bit版のフォルダーに移動します。
例)
CD CDRWIN16 - 入手したキーナンバーなど入力して、ロック解除します。
DAO /UNLOCK
画面に従って下さい。長いので慎重に! - ドライブの BUS:ID:LUN を確認する。
CDTOOLS /DEVICES
例)
installed CDROM Devices...
0:3:0 YAMAHA CRW4260 1.0q
この例では、0:3:0がそれです。 - これでおしまいです。
実際にイメージ作ったり、ライティングしたりの操作は、前ページのコマンドでCD-Rをご覧下さい。
詳しくは、英文の付属マニュアルをどうぞ。
その他
- プログラムフォルダーにデータが入るのは嫌なものです。コマンドの中でフォルダーまで指定すればできますが面倒なので、PATHを通しておくと楽です。データフォルダーでコマンド叩けば良いですから。面倒なので説明は省きます(^^;; ・・と、少し冷たいかな・・。例として、以下の行をAUTOEXEC.BATに追加して下さい。
PATH C:\CDRWIN16 - CONFIG.SYSやAUTOEXEC.BATはWINDOWS98でも起動時に読み込むと思います。もしかすると悪影響がでるかもしれません。楽観視していますが、万一の場合はごめんなさい。マルチにできないかなぁ。
- DOSのコマンドは、DIR、CD ぐらいで十分かな。面倒な操作はWINDOWS上で行えます。といってもフォルダー作成やコピー程度なので、そんな大した操作でもないです。本格的にDOS環境で行う場合は、ファイラーとテキストエディターを用意すると便利です。もちろん英語モード対応の。筆者はFDとVZ editorを使っています。NEC98から使ってることがモロバレですね。