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404
]
再度すみません
投稿者:
baldarfin
投稿日:2012/01/09(Mon) 17:58
juubeeさん、今晩は。
> ただ・・、おっしゃるように、修理不能なことが多いでしょうし、パーツを絞りきれていないうちは手が出しにくいですね。
ですが、パーツを絞るのは難しいです。
制振で効果の大きいパーツ、効果の小さいパーツと言うのはありますが、実際にやってみないと分からない部分もあります。
ヘッドホンアンプの場合、効果の大きいのは、
接点部分とコンデンサ(コンデンサは場所によって違いあり)でした。
接点部分と言うのは、ヘッドホンジャック、ボリューム、RCAジャック(入力部分)。…案外、ボリュームは曲者です。かなり音質に影響があります。ボリューム本体だけでなく、ボリュームのつまみも制振の必要ありです(ボリュームのつまみですが、何かを巻いてやると再生音が変わると思います)。
(電源部分は、接点レスに改造したので…。接点と言えるのはインレットの部分のみで、スイッチ、ヒューズなどはショートカットしてます)
…と言うような経験の蓄積は、少しだけありますが、
「あれ、こんなところが!?」
と言うこともあるので…。
今日は、USB-DACをいじっていたのですが、どうも音が薄めでちょっとフワとした感じ。
最終段のオペアンプまわりや電源のダイオードあたりとか、水晶のクロックジェネレータの部分を、更に細かく制振したり…。いくらか良くはなるけれど、スッキリしない。
他の部分も触ってみたところ、
入力の切り替えの「表示ランプ」のところを制振すると、かなりスッキリ。
このランプ、1.5cmくらいの金属導線がついていて、基板の上にビヨーンと立っているのです(USB、光、同軸と3つのランプが並んでいて、入力を切り替えるとそれぞれのランプが付く)。
再生音のモヤモヤ、このランプの金属導線の響きが大きな原因だったようです(それと、ランプのプラスチック部分も)。
金属の細い棒が立っている状態なので、振動し易く、その振動が長く残りやすい。他の部分の振動が抑えられていても、この部分が振動し続け、他の部分へ振動を撒き散らしていたようです。
このようなことは良くあります。
あまり関係無さそうな部分を放っておくと、そこに振動が残っていて、音質に関係あるパーツに帰ってくるみたいなことが(接触している限り、振動は伝わって、行ったり来たりしてますから)。
音が良くなっているみたいなんだけれど、どこかうすーくベールのかかった様な、変な感じがある…ような場合はこれが多いです。
と言う訳で、パーツを絞るのは難しいです。
バランスの良い音にするには、一部に絞って制振するより、全体をバランス良く制振する必要があるように思います。
筐体のどこか一部が振動し易いまま残っていたり、基板上のどこかが振動し易いままとか、PCならドライブのプラスチックのフロントパネルなんかも(HDDで音楽再生をしていても)…。
どうも、スッキリしない音になりやすいです。
それから、どこが制振で効果が大きいかのさぐり方ですが、
一つは、触診。
実際に再生音を聴きながら、各パーツなどを指やfo.Qなどで押さえることで、少しパーツの振動を抑えてみて、再生音の変化を聴く方法です。
音楽を聴きながら、あちこち押さえてみて、音の変化の大きいところが制振効果の大きいところではないかと言うことです。
多分、スピーカではムリなので、ヘッドホンで細かく聴きながらやります。
もう一つは打診。
つめ先で、各部分をたたいて、響きの減衰状態を見る。
長く響きが残るような部分は、多分、制振した方が良い…と言うか制振の効果が大きい可能性が大きそうと予想をつける。
(周りが静かでないと、分かりにくいです)
打診をしたときの、たたいた時の音質と再生音とには相関がある感じです。
たたいた音が鈍いと、再生音も鈍くなりがち…みたいな感じです(イコールではないですが、何となく傾向が似ている)。
触診と打診は、目安で、実際に制振をしてみると、多少違ったり…は(良く)ありますが。
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403
]
質問について
投稿者:
baldarfin
投稿日:2012/01/09(Mon) 16:31
juubeeさん、今晩は。
実は制振は、
ヘッドホンアンプ>USB-DAC>>HDD
の感じでやってます。
HDDは、いちいち取り出さないといけないので、頻繁にはできません。
ヘッドホンアンプとDACは、上蓋を取ったままなので、何時でも思い立ったときに制振可能。なので、ノウハウ(と言うほどのものではないですが)は、ヘッドホンアンプやDACの方がたくさんあります。やってみたら、どのパーツやどの部分がどうとか…。
(ヘッドアンプについて書いていたら…もっともっと長かったかも…)
いらない話は別にして、質問について
1. >(1) 基板上の各パーツを、瞬間接着剤で基板に接着固定する。
瞬間接着剤の溶剤とか、固形化後の電気伝導性とか、は問題ないでしょうか。
お使いの銘柄は何ですか。
特に銘柄は決まっていません。100円ショップかコーナンで安く仕入れます。
瞬間接着剤は、溶剤は使われていないはずです。
シアノアクリレート100%のはずです。
詳しい反応は知りませんが、シアノアクリレートの分子が、水を使ってお互いにくっ付いていき、固体になります。
バラバラにいる人(液体状態)が、お互いに手をつないで一塊になっていく(固体になっていく)と言う感じです。手をつなぐのに、水が必要…だったと思います。
少なくとも固まった後は、電気伝導性はありません。…接点についてしまうと、電気が流れなくなります(これで、USBケーブルをパーにしたことが…)。
液体状態でも、、電流は流れないと思います(確認はしてませんが、ヘッドホンアンプをONのまま(ヘッドホンで音楽をききながら)アンプ内の基板のところに使ってました。)
2. >制振塗料HC-025
水性とのことですが、完全に固まったと判断されるのはいつでしょうか(なんか、怖くて・・ ^^;;)。
液体状態(?)では、明るい灰色、固まると(水分が抜けると)暗い灰色になります。色の変化で、水分が抜けたかどうかが分かります。
でも、念のため、少し長く置いておいた方良いと思います。
奥のほうがきちんと乾いているかどうかは、表面の色では不明ですので。
冬は乾きにくいですが、春や秋くらいで考えると、
2mmくらいの厚さなら、半日もあれば行けそう、念のため1日でしょうか?もっと分厚く塗ると、2〜3日?
(心配なら、これよりも長く乾燥に時間を取られると良いと思います)
(多少分厚く塗っても、1週間も置いておけば大丈夫だと思います。ただ、冬は長めに(もしくは、暖房の効いた部屋においておく)。また、深い穴のようなところに詰めると、もっと時間がかかるみたいです。…ヘッドホンの変換プラグの穴に、制振塗料を詰め込んで、ダミーの制振プラグを作ろうとしたとき、1ヶ月くらい経っても、端子間に数千キロオームくらい伝導性が残ってました。…放って置いたらいつの間にか、抵抗無限大になってましたけれど…)
うすく塗った時は(多分1mm以下)、数十分で乾いているように見えます。
塗る場所にもよります。
PCケースなど、電気伝導に関係ないところだと、塗ってすぐ使っても問題なし(ただ、塗った直後、半乾き、完全に固まった、…という状態の違いで、音のバランスなどは違うので、完全に固まってから音の評価をする必要があります)。
基板上でも、電気伝導に関係ない部分なら、(変なところに付いていなければ)固まって無くても大丈夫なはず。(…普通の人はやらないかな?私は、ヘッドホンアンプで音楽を聴きながら、爪楊枝でヘッドホンアンプの基板やパーツに制振塗料を塗ることもあります…危ない人です。真似はしない方が無難かと。)
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402
]
徹底した方法ですね
投稿者:
juubee
投稿日:2012/01/09(Mon) 13:14
☆baldarfin さん
お忙しいところ、沢山書き込みいただいて有難うございます。
・HDDの制振
やっぱり、HDDだけでもかなり長く書いていただきましたね。
とても整理されていてわかりやすかったです。有難うございます。
個人的に永久保存させていただきます。
文章からも、実際の検証がひとつひとつ理詰めで行われていることが伺えますね。
ただ・・、おっしゃるように、修理不能なことが多いでしょうし、パーツを絞り
きれていないうちは手が出しにくいですね。
>fo.Qについている粘着材をそのまま使うと、高域が抑えられた感じになり、音が死んでしまう感じがします。
いままで制振材を簡単に貼り付けて評価していましたが、粘着材が悪さしていたかも知れませんね。でも、接着してしまうのも勇気が要るなぁ (^^;;
素人ながら、質問をば (^^ヾ
>(1) 基板上の各パーツを、瞬間接着剤で基板に接着固定する。
瞬間接着剤の溶剤とか、固形化後の電気伝導性とか、は問題ないでしょうか。
お使いの銘柄は何ですか。
>制振塗料HC-025
水性とのことですが、完全に固まったと判断されるのはいつでしょうか(なんか、怖くて・・ ^^;;)。
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401
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HDDの制振について
投稿者:
baldarfin
投稿日:2012/01/08(Sun) 18:19
juubeeさん、今晩は。
HDDの制振でどのようなことをしているかですが、その周りのことも少し含めて書いておきます。
* 具体的な制振方法
大雑把に言うと、
1. できるだけ、全体を一体化する。
2. 制振材を使用して、振動を押さえる。
の2つです。
1. 一体化
全体を一体化するほうが、振動しにくくなるため。
(1) 基板上の各パーツを、瞬間接着剤で基板に接着固定する。
(2) 基板をHDD本体に、接着固定する。
(瞬間接着剤で固定。本体と基板の隙間に制振材を詰め込み、更に固定)
(3) その他の部分も、隙間に瞬間接着剤や制振剤を入れて固定する。
(コネクター部分のプラスチックの薄い部分は、振動しやすいので注意。できる限り接着固定するのがベター)
(基板をできるだけ振動しないように固定することは、CD-Rドライブ、DAC、ヘッドホンアンプでもかなり効果あり。制振して音質向上を考える場合は、必要な手順ではないかと思います…ただ、修理のことを考えると微妙。壊れた場合に修理を(ほぼ)考えないなら、基板の固定はしたほうが良い(と思う))
2. 制振材
制振材で、更に振動を抑える…こっちが制振のメインになる。制振材に何を使うかによって、効果や音色、音のバランスが違うため、選択が重要。
(1) HDD全体に大きく、制振材を貼る(もしくは制振塗料を塗る)。
(2) 基盤の隙間に制振材(塗料)を使用。
(3) 基盤上の各パーツに制振材(塗料)を使用。
(4) HDDの細かな部分に制振材(塗料)を使用(貼ったり塗ったりできそうなところをできるだけ)
(2)(3)(4)は完全に行うのは大変なので、音質的に満足できる程度に(音質に不満が出たら、更に進めたりしてみる)
音質的に不十分な場合は、制振材を更に2重、3重に貼る、制振塗料を2重、3重に塗り重ねてみる。
ただし、放熱に注意(HDDの寿命を重視するか、制振による音質を重視するかの選択)
あと、HDDのケースへの取り付けに注意。ネジは強めに締めた方が振動しにくい。また、そのネジの頭に制振材を貼り付けるのも、いくらか効果あり(薄手の両面テープを使って貼り付ける)。
(PCケース自体に制振塗料を塗って制振するのは、なかなか効果あり)
* 制振材の選択
何がベストなのか、まだ確かには分かっていません。
ただ、選択を誤ると、音質バランスがおかしくなったり、変な響きが再生音に乗って来たりします。
現在使用しているのは、
fo.Qの1mm厚のものと2mm厚のもの。
セメダインの制振塗料、HC-025。(2011年9月に製造中止になってしまいました。現在の流通在庫がなくなったら、手に入らなくなります。)
選択理由は、音のバランスが崩れにくい。制振力が強いこと。
ただ、fo.Qは単独だと高域がホワッとして、音像がややぼやけ気味。制振塗料HC-025は、単独だと少し中域よりで、やや大人し目の音になり易い感じ。
fo.Qを貼った上にHC-025を塗る、もしくはHC-025を単独で塗る、という方法を使っています。
(fo.Qの上にHC-025を塗ると、音像のぼやけが改善されます)
fo.Qの1mm厚のものには裏に粘着材がついてますが、私はこれを除去した後、fo.Qを瞬間接着剤で貼り付けています。
fo.Qについている粘着材をそのまま使うと、高域が抑えられた感じになり、音が死んでしまう感じがします。粘着材がゴム系のため(鳥もちみたいな感じ)、その音質的特徴が出てくるためだと思われます。
* 各制振材の特徴
これまでいくつか制振材を使ったのですが、使ってみた特徴と言う感想を書いておきます。
鉛:制振力はそこそこ(強い振動を質量で押さえ込むにはいいかも知れない)。低音が重い感じになる。高域には鉛の金属的な響きがつくため、うるさい感じになり易い(何かを表面に塗ってコーティングすることで、いくらか響きのコントロールは可能)。また、この響きのため、音像がややぼやけ気味。
ソルボセイン:制振力はそこそこ。高域が強く抑えられて、躍動感がなくなりやすい(音が死んでしまう)。フワーっとした響き(リバーブ?)が聞こえにくくなりやすい。
音像はそこそこ締まる感じ(ソルボセインのメーカーや種類によって違いあり)
耐震マット(100円ショップ):制振力はまあまあ強い。高域が抑えられるので、ソルボセインと似たような傾向。ソルボセインより透明感は良好、音像もきれいに出やすい。
(使用したのは、キャンドゥーで販売のもの。メーカーによって、音の傾向は多少違うと思う)
オトナシート:一般用の制振シート。制振力はまあまああるのだが…。音の滑らかさが落ちて、柔らかな響きが消えてしまう傾向。音の雑味も少しでやすいかも。家庭の冷蔵庫やドアなどの防振には良いが、オーディオ用としてはちょっと…。
保冷材:袋の中に粘性の強い液が入っていて、冷蔵庫で冷やして使用する、あれ。制振力はまあまあ強いが、ソルボセイン・耐震マットと同様に高域が抑えられて、躍動感が減少。フワーっとした柔らかな響きも抑えられてしまう。
fo.Q:制振力は強いが、軽いので強い振動を質量で抑えるのには向かない。
音質的にはまあまあのバランス。やや高域よりか?(ただし、粘着材を取り去ったもの)
高域がフワフワッと広がって、音像がまとまりにくい感じがある。高域に微妙にアクセントがあるような感じもする。
単体をたたいた場合、音が減衰して消えるまで、0.3秒くらいか?
(耐震マットは、0.5秒くらい?ソルボセインはそれよりちょっと長いかな?)
制振塗料HC-025:制振力は強い。それなりに質量もあるため、強い振動でもそこそこ使える。
音質は、やや中域よりになる感じ。高域が抑えられる…と言う感じではないが、大人し目でやや薄あじの音になる感じ。
音像はまとまりやすく、音の芯だけでなく、そのまわりの響き部分もきちんと出てくる感じがする。
固まった後、単体をたたくと、音が減衰するまではfo.Qよりちょっと長い。0.4秒くらいか?
問題は、水性の塗料であること。塗ってから固まるまでやや時間がかかる。完全に固まるまでは、いくらか電気伝導性があるため、基板等に使うときは注意が必要。
その他、天然ゴムや油粘土、ドリンクのビンに水やコンクリートを入れたものなどなど使ってみたことがあります。
* どの程度まで制振すると良いのか
今のところ、バランスよくやれば、できるだけ制振しておいた方が良い感じです(本当に完全に振動を止めた方が良いのかどうかは、まだ不明)。
(「バランスよく」と言うのは、どこかがきちんと制振できていないと、バランスのどこか崩れた感じの音になり易いため(制振のバランスが悪いと、再生音のバランスも悪くなる?)。全体がバランスよく制振されていると、それなりにバランスの良い感じの音になる(ように感じます)。)
制振した後にたたいてみて、たたいた音が減衰して消えるまでが、
1秒以上(特に2〜3秒):再生音はいまひとつ。再生音に変な響きがまとわりついたり、雑味があったり。音像もぼやけ気味になったり。
0.7か0.8秒くらい:再生音はそこそこ聴ける。まだ、少し、余分な響きがあったり、音像がきれいに出なかったりするが。
0.5秒くらい:再生音に余分な響きもほとんど感じられず、かなりクリアな感じ。音像もまとまる。オーディオだったら、このくらいのレベルの音が欲しい。
というのが感想です。
次に、0.3秒くらいになるとどうなるのか…と思ってますが、今使っている制振材では、0.5秒が限界です。何か新しい制振材が出てくるか、見つからない限りこれ以上は…。
* たたいてから音が消えるまでの時間の求め方
ストップウォッチで測っているわけではありません。測定機器もなし。
自分の耳で聴いて求めているので、いいかげんと言えばいいかげん。ですが、大きく違うと言うことはないと思います。
以下方法ですが(音楽をやっている人ならできると思います)
1. 時計の秒針かメトロノームの60で、1秒の長さを記憶。
(音が消えるまでが、これと同じ長さなら1秒ですね)
2. 1秒間に2拍入れ、後ろを休符にする。頭の1拍分と同じ長さが0.5秒。
3. 1秒間に3連符を入れ、後ろ2つを休符にする。頭の1拍だけの長さが0.3秒くらい。
秒針などを見ながら、(上記のように)頭の中で楽器を弾き、その音の長さと、たたいた時の音の長さを比較しています。非常に正確…とは行きませんが、きちんと楽器をやっている人なら、それ程大きな誤差は出ないと思います。
機械式のメトロノームを使って、音階練習をしたとき、メトロノームの右へ行くときと左へ行くときの長さが微妙に違うのに気づく人なら…(私が安物を使っていたから違ってたのかも…でも、本当に左右が正確なメトロノームには当たったことがありません(まあ、置く台の水平度によっても、左右の長さが変わりますけれど…))
制振をやってみて思うのは、アナログ・デジタルに関係なく、それぞれの機器をたたいた時の響きが(細かく言うと、それぞれのパーツ・基板・コードをたたいたときに出る響きが)、再生音に被さっているということです。
たたいたときに、響きにくい程、また、響き(たたいた音)が早く減衰して消える程、再生音に被さってくる響きが少なくなるように聞こえます。
それなら、たたいても全く響かない完全な制振をすると、再生音がそのままに、より変質することなく出てくるのでは…と思っています(正しいかどうかは不明)。
この後、なぜ、それぞれの機器の響き(固有振動)が再生音に被さってくるのか…と言うのがあるのですが、長くなるので省略します(個人的な仮説に過ぎませんし…一部(接触抵抗の変化)は先に書きましたけれど。)
以上、HDDの制振についてと書きましたが、PC全体やCD-Rドライブ、DAC、ヘッドホンアンプ、各種ケーブル、コンセントやブレーカーなども同じです。
(余分なことも書いたので、やはり長くなりました。すみません)
[
399
]
お忙しい中ありがとうございます。
投稿者:
Quien
投稿日:2012/01/07(Sat) 18:01
○baldarfinさん
お忙しい中、レスありがとうございます。
kakaku.comの掲示板でPCM1796 DAC MKUの中身の画像を拝見しました。
とてもコストパフォーマンスが高そうな感じですね。とても参考になります。
■オペアンプの交換
最終段のオペアンプの画像が不鮮明で(苦笑)確認できませんでしたが、
LM4562NAかLME49720NAあたりでしょうか?
オペアンプ自体は特殊なものではなく、多分よくある2回路入りなので交換自体は
簡単だと思います。オペアンプの交換で音質の変化を楽しむことは可能ですが、
割合自然な音が出てらっしゃるということであれば無理に変える必要はないかなとも思います。
オペアンプを変えるのであれば最手段よりも基盤中心あたりに直付けされているNJM5532D
(これもあってますかね?)のほうかなとも思います。これも上記と同じ2回路入りなので
直付けのものをはずしてソケット化すれば2個1セットで交換が可能になると思います。
とはいえ安易な交換は発振したりオペアンプや基板自体を損傷してしまう可能性があるので
しっかりとした下調べが必要になると思います。ちゃんとオペアンプにあった設計をされている
可能性もあるのでそのままが一番という可能性もあります。
お勧めいただいたDACとヘッドホンアンプはちょっと私には手の出せない価格帯なので(苦笑)
今後の目標にしたいと思います。(笑)でも、知らないアイテムだったのでとても参考になります。
いつかは持ちたいと思うアイテムですね。
■ヘッドホン三種
憧れのフラグシップモデルをお使いで。(笑)私は今までの環境を封印するまでは
ULTRASONE DJ1 PROとSennheiser HD580を使っていました。どちらにも一長一短はありますが、
あれこれ悩んで買ったものなのでとても気に入っています。フラグシップともなると普及価格帯の
弱点がある程度克服される代わりに上流の影響を色濃く受けるようになるのでしょうね。
私にはまだまだトータルバランスをとるまでにはいたらないので(苦笑)この辺で我慢したいと思います。
レビューもとても参考になりました。お忙しい中ありがとうございます。
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398
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私のシステム
投稿者:
baldarfin
投稿日:2012/01/05(Thu) 21:37
今晩は。
juubeeさん、今日はあまり時間が無いので、お返事は休みの日まで待ってください(ごめんなさい、HDDの制振だけでも、いくらか書くのに時間がかかりそうなので)。
Quienさん
私のシステムですが、
USB-DAC:PopPulseのPCM1796 DAC MKUと言う2万5千円くらいのです。
実は、その前はONKYOのWAVIO SE-U33ナンチャラでしたが、あまり中をいじりすぎて壊れ、代わりに「フェーズテックのHD-7A192を思い切って買う」予定でした…が、入荷待ち状態。
そのため、急きょ、予備機にするつもりでこれを買いました。
…それから、約半年。これをいじりまくっています(主に制振)。
音は、いま一つだとは思います(ノーマルのままでは)。割合に、自然な音は出ますが。
(最終段にオペアンプ(だと思う)が入っていて、交換したら音が変わるかも…とは思いますけれど、オペアンプの規格等は知らないので、そのまま使っています(引っぱれば抜けるので、オペアンプの接点のクリーニングはやってます))
DACは詳しく知りませんが、フィデリックスのカプリースは評判が高いです。…USB接続はできません。USBでつなぐなら、DDCが必要。
→
http://www.fidelix.jp/products/CAPRICE/index.html
ただ、注文してもかなり待たないと手に入らないようです。
DACは、HD-7A 192が良さげで欲しいのですが、今のDACをもう少しいじり倒してからにしようと思っています。
ヘッドホンアンプは、
レーマンオーディオのBlack Cube Linear。
私としては、ノーマルのままでは、1級の音とは思えませんでした。…なので、制振等でかなりいじってます(もう2年半くらい)。
ヘッドホンアンプで評判の良いのは、ラックスマンのP-1uではないでしょうか。私自身は、試聴したことはありませんが、良い評判は良く聞きます(悪い評判は、まだ聞いた事がないです)。
ヘッドホンは、Ultasone edition9。
さすがは、ハイエンドと言う音です。
やや癖があるので、好みはあるかも知れません。
PC、DAC、ヘッドホンアンプのちょっとした変化に反応して、敏感に音が変わります。ですので、それなりの機器を揃えてやる必要があります。Walkmanに直接つないだ時は…聴けない音でした(まだ、付属のイヤホンの方がまし)。
あと、サブで時々、オーディオテクニカのATH-W5000。
こいつも、かなり癖あり。
上流が悪いと、まともに鳴りません。
きちんとしたシステムだと、いい音がするのに…。
年末に買ったのが、SennheiserのHD800。
まだ、細かなところは分かりませんが、
edition9に比べると、細部を細かく描写するのは劣りますが、表現が立体的です。直接音を光、間接音やリバーブを影とすると、edition9は光と影がはっきり分かれる感じ(表現がやや平面的)。HD800は、光と影がきれいなグラデーションでつながっている感じ。
edition9は絵画で言えば、緻密なペン画…かな。細かな線で表現。音のグラデーションには乏しい感じ(光か影かの区別がはっきりしている)
HD800は、水墨画か水彩画。細かく線を描くよりは、グラデーションで立体的に表現する感じ。
HD800がedition9を脅かすことができるかどうかは、今のところ不明です。
ちょっと、余計なことも書きましたが、以上です。
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juubeeさん、皆さん今年もよろしくお願いします。
投稿者:
Quien
投稿日:2012/01/04(Wed) 22:39
○baldarfinさん
>私の場合は、「現象に気づく」→「こんなことが起こっているのかなぁ、と考えてみる」
>で、終わってます。
現象に気がついて何が起こっているかを想像するのはとても大切なことだと思います。
これがないと何を調べていいのかが分かりませんから。
今はHDDの規格について調べています。記録方法とかデータの転送方式とか実際の素材とか…。
記録方式とかを調べるとCDと同じような部分を見つけることができます。
>(…私のシステムは、PCオーディオで、ヘッドホン専用です(スピーカはなし)
>PC→USB-DAC→ヘッドホンアンプ→ヘッドホン
私も今まではヘッドホンメインだったので(今はいろいろな都合で封印中。)
よろしければ参考までにお聞かせ願いたいのですが、差し支えなければどんな
USB-DACとヘッドホンアンプとヘッドホンをお使いになっているのか
教えてください。今度、USB-DACを購入しようと考えているので参考にしたいです。
○juubeeさん
>こういうことやっていると、PCケースに困ることになります(笑)。
今のPCケースって、スクリューレスが多いですよね。(苦笑)
できればすべてのドライブをねじで取り付けたいので(笑)なかなかよさそうな
PCケースを見つけることができません。あっても高くて手が届きそうにない場合が
ほとんどですね。(苦笑)
[
396
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皆様、明けましておめでとうございます
投稿者:
juubee
投稿日:2012/01/03(Tue) 22:34
☆baldarfin さん
どうも私は軽く言っちゃったようです (^^;;
新たに紹介下さったコンセントのバネの事例といい、かなり本格派でいらっしゃいますね。
これを全部書くとなるとそれこそ本が一冊できそうないきおいです(笑)。
なので、とりあえず今回は、HDDの話をしていたので、HDDの制振だけで如何でしょうか?
先に私の事例を述べますと、実は、今は何もやっておりません(爆)。
CD-R焼き専機にはHDDがないし、PCオーディオのほうはまだいろいろ試している段階だからです (^^;;
かつて、CD-R焼き専機でHDDを使っていた頃ですと、HDDをA4ぐらいの3mm厚のアルミ板に底付けし、
それを400mm四方ぐらいの21mm厚合板に取り付けたりしていました。いわゆる制振材は使っていま
せんでした。かなりの高速回転のものを取り付けるのに、PCのドライブベイがとても貧弱に見えた
からでしたが、こういうことやっていると、PCケースに困ることになります(笑)。
[
395
]
制振について
投稿者:
baldarfin
投稿日:2011/12/31(Sat) 22:33
今晩は。
■ juubeeさん
> よろしければ、制振の具体的な方法もお聞かせ下さい。
との事なのですが…詳しく書けば長くなりそうで、短く書くとどのようにやっているか分からなくなりそうで…
私は、オーディオをいじる…と言うか「音質改善」は90%くらいは「制振」で行っています。
制振はオーディを始めた頃からやってたのですが、本格的にはここ3年くらいでしょうか?この3年ぐらいは、ほぼ、「制振」ばかりやっていたので、「制振」について書き出すと、長くなります。
…どこまで書けばいいのか迷っています。
表面的なことだけを書いても、たいていは、ちゃんと理解してもらえないし、全部のことを書こうとすると(挫折しなければ)とても長くなりそうだし…(悪くすると数万字以上)。
(「こんなことをしてます」だけなら、そこそこの長さですむと思いますが…これだけでは、多分、何をしているのか、突っ込んだ部分が分からないのではないかと…)
短く、分かり易く書けないか考えてみます。
まだ、「制振」については、研究途上で、分からないことも多く、まとめられるかどうか…。
「>この切れ込み感は、接点で人工的に作られた、元の再生音には無い「嘘」の切れ込み感ですので
コネクターの鳴きが高域に現れているんでしょうかねぇ。」
は、そうだと思います。
例えば、2口のコンセントで、片方だけ使っているとき、開いている口に「制振処理をした」ダミーのプラグを差し込んで、開いた口の(コンセントプラグをくわえる)金属部分を制振すると、金属的なもやっとした響きが取れます。(金属的なもやっとした響きは、コンセントの金属ばね部分の鳴きでしょう)
ヘッドホンジャックでも、そのプラグをくわえる金属ばね部分を制振すれば、モヤッとした響きが減少します。
(金属バネ部分に、制振材を貼り付けるなどを行います…私のヘッドホンアンプは、金属バネ部分がむき出しなので可能なんです)
接点部分が微小にでも振動すると、接点での接触面積が振動に合わせて(微小ながら)変化。そのため、接触抵抗が振動に合わせて変動することで、振動に合わせた響きが、再生音にかぶさって来るものと思われます。
(要するに、「鳴き」に合わせて接触抵抗が変化するため、「鳴き」と同じ響き(ノイズ?)が再生音にかぶさるように混入する)
取りあえず、今回はこの辺で。
(…私のシステムは、PCオーディオで、ヘッドホン専用です(スピーカはなし)
PC→USB-DAC→ヘッドホンアンプ→ヘッドホン
で、ヘッドホン以外は、かなりガチガチに(基板や部品から)制振してあります。)
■ Quienさん
…どうやってお調べになるんでしょう?
何か分かったら、教えて下さい。
私の場合は、「現象に気づく」→「こんなことが起こっているのかなぁ、と考えてみる」
で、終わってます。
お二人とも、今年はお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
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こちらこそ一年お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。
投稿者:
Quien
投稿日:2011/12/31(Sat) 15:25
まあもろもろ来年の課題ということで。(苦笑)
私も課題は山積しっぱなしなのですが、(苦笑)一つ一つ片付けていこうと思います。
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