リッピングは正確に行われていることを確認する

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AccurateRipを使って、正確なリッピングを確認

正確なリッピングの確認に、AccurateRip を使うと便利です。AccurateRipはリッピングしたデータをネット上のデータベースと照合する仕組みです。ここでは、AccurateRip の結果が分かりやすい dBpowerAmp CD Ripper を使います。Exact Audio Copy でもできますよ。

dBpowerAmp CD Ripper は、dBpoweramp Music Converter に含まれています。Trialとなっていますが、Secureモードなど特殊なリッピングをしなければ、ずっと使えるようです。

（最初からなっていますが）念のため、[Options]を開いて、AccurateRipの設定を確認しておきます。

Premium2でリッピング

今はもう販売されていないCD-RWドライブです。雑誌などで「最後の高品質ドライブ」などともてはやされてから、大変な騒ぎになりましたね。価格は19,980円です。

は、AccurateRipが成功したことを示しています。ご覧のように、すべての曲が正確にリッピングされているのがわかります。

なお、後でiTunesと比較するので、[Rip to]はWave、[Wave Encoder Setting]は、Uncompressed でいづれも[as source]で、リッピングしておいてください。

厳密には、の数（例では8）に注意しましょう。データベースに登録されている同じ結果を得た人の数です。ある程度（3以上かなぁ）あれば、間違いないでしょう。

激安ドライブでリッピング

2013年9月20日現在、価格コムの内蔵DVDドライブ売れ筋No,1の LGエレクトロニクス GH24NS95 BL バルク です。最安値は1,780円です。

激安ドライブでも正確にリッピングされているのがわかります。
このドライブに限ったことではないので、お手持ちのドライブで試してみて下さい。

iTunesでリッピング

リッピングソフトを変更してみましょう。

iTunesにはAccurateRipの仕組みがないので、iTunesだけでは正確なリッピングが確認できません。
そこで、iTunesでリッピングしたWAVと、dBpowerAmp CD RipperでリッピングしたWAVを比較します。

もちろん、試聴ではなく、デジタル的に比較します。

WAVでリッピング

標準ではAACの256kbpsでリッピングするようになっています。[編集]-[設定]-[一般]-[インポート設定]で、WAVエンコーダ（自動、または、44.1kHz 16bit 2ch）に変更した後、リッピングします。

デジタル的に比較する

比較ソフトはWaveCompare

単に2つのファイルを比較する方法もありますが、説明にもあるように、何かと機能がついた WaveCompare が便利です。古くからの定番ソフトです（ 音比べ というソフトもあります）。名前の通り、WAV専用です。

比べる

iTunesでリッピングしたWAVとdBpowerAmp CD RipperでリッピングしたWAVを比較します。file1とfile2を指定し、ゼロをスキップ（曲前後の無音部分を無視）して、比較して下さい。

ゼロサンプル（無音部分）の長さは異なっていますが、2つのファイルの音声部分が一致していることがわかります。

他のリッピングソフトでも同様なので、試してみて下さい。

ただし、Windows Media Player はちょっと変わったWAVを作成するみたいで、そのまま比較できません。筆者は、一旦、SoundEngineなどのWAVEエディターに読み込んで、編集せずそのまま保存してから比較しています。

AccurateRip以外の確認方法

簡単には、数回リッピングして、WaveCompareでいづれも一致すれば、正確に行われていると言っていいでしょう。正確に読めない場合、リッピングの度に異なるのが普通です。

厳密に行いたい場合、PCに元々あるWAVを音楽CD形式でCD-Rメディアに焼き、そのCD-RからリッピングしたWAVと元のWAVをWaveCompareで比較します。

まとめ

1. 激安ドライブでも、正確なリッピングができることを、確認しましょう。
2. 普通のリッピングソフトでも、正確なリッピングができることを、確認しましょう。

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