2014/7/21 登り：のんびり1時間30分 下り：のんびり2時間
最近どうも余裕がない。妻が小学校を異動して忙しくなってから、晩御飯をかなりの比率で作っているからか(笑)。晩御飯を食べ、ちょっとゆっくりして、皿など洗うと、もうバタンキューである。世の奥様方の苦労が少しわかって来たかもしれない。なので、3連休があるとは直前まで気づかなかった(笑)。
でも、あまり天気が良さそうではない。良くなりそうな最終日に八方池に行くことにした。言わずと知れたスキーのメッカ八方尾根の上部にあたる。そのまま登っていけば本格的な登山で、唐松岳になり後立山連峰の縦走路になるが、八方池までなら（天気が良ければ）見晴らしの良い快適なハイキングである。
もう20年以上前に、筆者一人でゴールデンウィークに来たことがある。その時はスキーだったか、アイゼンだったか・・。スキー場は春スキーの営業が終わろうとする頃だったが、山も人で賑わっていた。なにせ、ゴンドラとリフトを乗り継ぐだけで高山に立てちゃうのである。
2人往復で6000円弱のチケットを買い、10時過ぎにゴンドラに乗車、リフトを2つ乗り継ぐと、そこはもう高山植物が咲いている。いや、リフトで移動中の足元にも咲いているのだ。下りになると膝が痛くなる妻は夏山を長く諦めていたが、久しぶりの高山植物にとてもとても感激している。連れてきて良かった v(^-^)v
最初は歩きにくい岩の道だったが、すぐ木道になり長く続いたので、とても歩きやすかった。雲は次第に上がってきたが中腹までで、八方池の眼前に展開するはずの凄まじいキレットは雲の中だった。それでも、尾根は十分に見渡せ、白馬村も上から俯瞰でき、高山植物の種類も量もたっぷりで、よかった。
池のところで1時間を過ごし、景色や花を眺めながらゆっくりゆっくり下った。リフトも谷側に座ったゴンドラも、下りはジェットコースターみたいにスリルがあって怖かった(笑)。
作成 2014/7/23