1CD Linux KNOPPIX 簡単ガイド
1CDLinuxをちょいと使ってみたら、思いの他簡単に使えました。これなら入門に最適だと思いましたので、
(Linuxを音楽CD-R焼きにしか使っていないんでいまだに初級者の域を脱しない筆者ですが)、
不慣れな人でも音楽CD-Rが焼けるように書いてみます。
1CDLinuxとは、CDから起動して使うLinuxです。HDDにインストールする必要はありません。書換えが不可ということから、 セキュアな環境を望むクライアントに導入されたりするそうです。ここでは、代表的なKNOPPIXの執筆時での最新版3.7を使います。 もちろんコマンド焼きを説明しますが、Windowsしか使ってなかった人はX-windowの世界を眺めても面白いですね。 X-window上ではK3bというライティングソフトが入っています。
入手
以下のどちらかでしょう。- 書籍付属CDで入手する。
- ネット上のCDイメージファイルをダウンロードしてCD-Rに焼く。WINDOWS上で行えば良いですが、isoイメージをCD-Rに焼けるライティングソフトが必要です。筆者はNEROで焼きました。KNOPPIX Japanese editionなどから辿って下さい。
オンザフライの場合(こちらのほうが簡単にできます。)
起動
- CD-ROMブートします。
- boot: で止まります。
- knoppix 2 と入力します(X-windowを使わないためです。詳しくはF2かF3キーを押してオプションをご覧下さい)。
- 後は、Enterの連続で良さそうです(まだ詳しく見てません^^;;)。
- 起動してきます。
注)2、でそのままEnterし、X-Windowが立ち上がった場合でも、テキストに戻れます。
[ペンギンアイコン]-[Root Shell]で立ち上がるコンソールで、telinit 2、と入力します。
途中で止まってしまう場合、ctrl+c、を押して下さい。
使う
KNOPPIX3.7に収録されているCDRECORDのバージョンは2.01a38ですから、音楽CDもオンザフライできます。
- メモリー上の仮想ディスクに移動します。
cd /ramdisk
- 後は、前ページのとおり、CDDA2WAVとCDRECORDを使って、 オンザフライで焼いて下さい。
- 焼きが終わればシャットダウンします。
shutdown -h now
注)
- 困ったことに、光学ドライブは、起動、読み、焼き、の3つが必要です。 起動ドライブを読みや焼きには使えません。逆にオンザフライだけなら、HDDは不要です(笑)。
- 仮想ディスクサイズは小さいのでリッピングには使えませんが、infoファイルは小さいテキストファイルなので大丈夫です。
HDDにWAVEファイルを作成し、それを書き込む場合
普通なら基本的なはずのこちらが後に書いてあるのは、オンザフライより少し面倒だからです。起動したままではHDDが使えません。
ま、安全ではあります(笑)。仮想ディスクは小さいので、infoファイルは入ってもCD1枚分は入りません。
良く使われるであろうWindowsとの併用、ということで話を進めます。
ということでしたが、上手に簡単に説明できないことなどもあり、しばらく公開を中止します。NTFSはなかなかやっかいなようです。
その他
PX-W4012TAを、I-Oの1394-PCIとNOVACのつなが〜るキットで外付けしましたが、接続が不安定でした。 そんな時、再起動すればOKでしたが・・。